ネコロビング!ツヴァイ!

寝ころびながら勉強したことを記録していく日記です

xR Teck Tokyo #9に参加してきました。

参加してきました。
※聞き間違っている部分あると思います。特に理解できてない部分は変な事言ってるかも


全体のまとめ
振り返るとVtuber関連のセッションばかりだったような気がします。
2016年以降、大きな話題もなく一般の目からは衰退しているように見えるVR業界ですが、Vtuberの登場で一気に盛り上がり、新しい場面に突入しているような気がします。

会場で感じたのは発表者、参加者、コンテンツ展示どこもVR界隈を盛り上げていこう!というパワーやる気にあふれており、元気を感じた。
実は私はVR teck Tokyo #3から参加しているのですが、にもかかわらずいまだにコンテンツ開発に踏み切れていないので今年こそはここに少しでも参加できるようになりたいです。


■xRでN足のわらじを履いてみた話
JackMasaki

 

VR関係の情報を集めているとよく見るJackMasakiさん。

実は、
学生
株式会社ホロラボのバイトリーダー
MoguraVRの記者
Mark-onの代表

と複数のわらじを履いている。


●メリット
相乗効果(じさくじえん)が乗る
 ホロラボの記事をMoguraVRで記事にしたり
 MoguraVRでViVEトラッカーの記事を書くため、Mark-onで作成したコンテンツを使ったり等

つながりが増える
複数コミュニティの橋渡し
考える方向が広がる(水平思考)
毎日が新鮮で楽しい
毎日新しいことをやると楽しい人向け(毎日同じことして楽しい人には向かないかも?)

●デメリット
忙しい
 1日の睡眠時間が15分から20分
 2か月に1回たまに倒れるように寝るらしい・・・

専門性の低下(いろんなことを浅く広くさわることになる)
時間がたりない
炎上案件が複数重なるとつらい(最大3案件重なったことも・・・)
連絡が錯綜する(誰に何を連絡しなければならないかわからなくなる等)

Mark-onで1週間でゲームを作った話

1月13日に行われた銀座VRというイベントでコンテンツを出すために1月4日から11日までの間(12日は設営テストのため)にコンテンツを作成する必要がある。
そのために開発合宿を行った。

●合宿のメリット
unity初心者に指南がすぐできる
リアルタイムのハードウェア対応
つまりポイントの見える化
いつでも実機デモでフィードバック共有
→主にコンテンツを効率的に作成できるというメリット

●合宿のデメリット
せまい→6畳に男4人が生活しているので環境劣悪
※特に寝る場所がない
生活リズムのずれ
食事ペースのずれ
→人間へのストレスがパナイ

●Mark-onについて
jack氏が洗脳して連れてきた人達(全員社会人)
宗教団体かもしれない・・・

●ゲームについて

ゲームにあまり興味のない若い人でもたのしめる
オタクをのけ者にしない

●VRZONEの民
VRZONEに集まってVR体験するような人の事

VRZONEに来る人はゲーム大好きなオタクユーザーではなく、キラキラしたリア充が集まる
(私も実際行ったことがありますが、外国人の団体やゲームセンターでは間違いなく見ないようなリア充やカップルが多いです)

特徴として、何かになりたいのではなく自身が体験したいという人の集まり
例)マリオカートでオタクはマリオになりたい!ピーチになりたい!と選ぶが、VRZONEの民は気にせず業務的に奥から詰めて座る
VRマリオカートは座る台によってキャラが固定されているため。マリオになりたい場合は1Pの台に座る必要があるが民たちは気にしない

●彼らを意識したコンテンツ
彼らには難しいストーリーは通用しないため、想像しやすい設定が必要

例えば、プレイヤーを無敵とする場合
実は痛覚がないとか、実は特殊な力で無敵であるというストーリーは理解できない
今回は巨人としたことによって巨人=無敵(ガリバー旅行記など)と想像しやすく設定を受け入れやすくした

●オタクをのけ者にしない

オタクが好きなものをゲーム内に盛り込む

へんなこだわりを入れる
 マップに存在する家。実は中をしっかり作りこんであり窓からのぞき込むことができる
スコアを入れる
 スコア好きでしょ?
ほかに隠し要素やコンテンツ内にナビゲータを置くなど


●まとめ
 ゲーム作りの話は非常に参考になった。
 VRZONEはそもそもゲームセンターに通うようなタイプとは真逆のタイプがお金を払うコンテンツ、空間を目指しており
 今後VRが盛り上がるにはこの辺の人たちを取り込む必要がある
 こういう人たちに受けるコンテンツを作る考え方はゲーム大好きな人たちが考え付くのは難しいのでとても良い

 


■生放送におけるモーションキャプチャーの活用について
みゅみゅ

 

現在生放送で大人気のみゅみゅ氏

●生放送を始めた理由
つまらない人間が面白い生放送をするには?

モーションキャプチャーで3Dキャラを使って放送したらおもしろい!

始めたのは2012年頃、kinect v1の開発機を入手できたのでやってみた。
当時MMDkinect v1対応プラグインが登場したため。

生放送のフィードバックから表情が変わらないのが怖いという指摘
Wiiリモコンで表情を変える機能を実装して放送していた

kinect v2が登場、フェイスキャプチャが可能になる
フェイスキャプチャが違和感がすごくて特に左右の目が別々に瞬きするのが気持ち悪いと指摘される

フェイスキャプチャを頑張るため様々な技術を試す

●フェイスキャプチャまとめ
アニメキャラがリアルに動くとどんどん不気味に見える
ジト目とか恐ろしい子のようなアニメ的表現の表情ができない
表情筋が筋肉痛で痛い


●指の動きの取得
kinect v2はグーパーのON/OFFしかないため中途半端でキモイ
特に親指の動きがおかしい

色々ためすが満足のいくものがなかった

kinect
生放送するとカメラを常に向いてる必要があり、画面に変化が少なく面白くない
ということもわかった

 


現在、VR空間内で生放送をする事で大体の問題が解決された(最適解だとは思っていない)

●VR生放送の欠点
HMDをつけっぱなしなので疲れる
一人で配信しているため、放送開始ボタンを押したりするのが大変
放送でダンスしているがケーブルが良く絡まる
たまに壁にぶつかる
いつかケガをする・・・
※放送中にベットに横になったりしたが、実は椅子を2つ並べた上に寝ころんでおり、かなり危険だったり

ただし、想像力次第で無限にネタが作れる

結論
中の人が面白ければ静止画一枚で十分
こんなのいらない


●まとめ
自分はVtuberではないと終始おっしゃっていたが、Vtuberに興味のある人向けの内容だったと思う
一人生放送は大変というのもこれからやりたいと思っている人向けだし、生放送を簡略化するサービスの開発などにつながるわけで・・・
次のセッションがまさにそれなのだが・・・

 

■世界のxRコミュニティの話とちょこっとバーチャルキャラクター配信システム「AniCast」の話
Somelu


やっぱりツイッターでよくお見掛けする人
VR界隈では知らない人がいないくらい有名なGOROmanさんの会社に所属
GOROmanさん、本だすってよ→出たら買います

●海外のVR事情について

メモ抜けがあったのでさらっと書きますが
海外各国にVRコミュニティが多く存在している(SVVR、 FIVR、EEVR)
VRの未来についての質問をしたところ、国によって考え方はいろいろだが
安価なVRハードが登場した事はポジティブにとらえられている
(キラー)コンテンツ不足な状態でコンテンツの追加が最優先である
新しいメニューのインタラクト、移動方法などが必要でできればVRに新しい革命を起こせるかも?

●AniCastについて

一人でも簡単にVtuberになって配信できる機能の開発

もともとはgugenka社から同社の東雲めぐをVtuberデビューさせたいとのオファー
そのためにシステムを開発した

PCとOculus(+touch)で簡単に配信が行える
放送中のカメラ切換えなど放送者自身ができるため、一人での配信が可能
遅延のないリップシンク、イキイキとした表情がうり

技術的な話はuniteで発表したVR MAGICを見てくださいとの事
https://www.slideshare.net/Unite2017Tokyo/unite-2017-tokyovr-magic4

録画と編集は別ツールで画面キャプチャする必要があるが、配信はとても簡単にできる
表情の変更について、オートな部分とマニュアルな部分がある
実はCGワールドの取材を受けていて、詳細はそこに書かれるそうなのでCGワールドを買おう


まとめ
 みゅみゅ氏講演で話していた現在の生放送の敷居の高さを一変する事ができそうな話だった
 めぐちゃんかわいいからみんなでファンになろうよ・・・


ショートセッション
あんまりメモとってないので軽くさわる感じですが。

■VRから始めるVtuber世界の予算と未来
はるねずみ

現在のVtuver界隈のまとめ情報
すでに630人くらいのVtuberがいるらしい
配信方法が様々あり、敷居が下がっている
キャラの1枚絵があるだけのVtuber?という感じでも、
そもそも動画もなく一枚絵しかない状態でもファンが付くなどキャラクター商売ともいえる


Facebook AR Studioについて
Junji Suzuki

facebookが開発しているARstudioを使う
SNOWみたいな機能
あまりにも開発中感が強く、何かに使える段階にはなさそうだが・・・これからに期待
顔だけVtuberみたいなことはすでにできるらしい


■xRを作る前に知りたい最適化基本のキ
野生の男

開発したコンテンツのフレームレート、パフォーマンスの向上
これ全然ついていけなかった・・・スライド公開してほしい・・・
今コンテンツを作ってないので、全然ついていけない。後で絶対必要になる知識・・・

■Vtuberによく似た何か
inuchin
ハウステンボスにある変なバーの話
バーチャルバーテンダーの中の人(バーチャルオペレーター)の話

日本のオジサンはいきなりセクハラしてくるので中の人のストレスがマッハ
なんとかしたい、Vオペレーターをある程度AIに任せるには?という話

そもそも現在のVtuberは属人性(本人でないとキャラクターを表現できない状態のことをさす)が高いと言える
属人性を下げることで中の人の採用窓口が広がる、AIに任せられる領域が広がるなどメリットがあるのでそれを開発していきたい・・・という感じ???


まとめを上に書いたので書くことありませんが、知り合いになんか配信したいとずっと言ってる人物がいるので、これで勉強させたいと思います。